2022/07/04

2022年、出来るようになったこと

 毎年7月2日は、うるう年でなければ1年の折り返し地点らしい。
少し早い気もするが、2022年に私が出来るようになった事を記しておこうと思う。

お菓子とジュースがやめられない

わたしはタバコをやめた時から、お菓子を食べることをやめることができなかった。タバコをやめる前は、むしろお菓子を食べることのほうが珍しかったのだが、禁煙を開始したときの口寂しさから、コンビニに寄ったときに買ったお菓子にはまってしまい、以来15年以上、毎日とは言わないものの、小腹がすくとお菓子をすぐにお菓子に手を出してしまう。部屋には専用のお菓子ボックスがあり、常に空にならないようにストックしてある。
ポテトチップのような塩辛い系のお菓子がメインで、多分、塩分の取りすぎの毎日を送っていたと思う。

加えて、去年ぐらいから炭酸ジュースも飲むようになってきた。やはり毎日ではないが、週末は必ず500mlのペットボトル1本は飲んでいたと思う。

やめたいと思ってはいた

もちろんやめたいとは思っていた。詳しく調べたことはないけれど、きっと体に悪い化学調味料や塩分が含まれているだろうし、カロリー過多もよくない。
なにより寝る直前に食べることが多かったので、逆流性胃腸炎の私の体質的にもよくない。医者からは寝る3時間前は、なにも食べてはいけないと言われているのだ。

健康診断の結果も、毎年のように高コレステロールで、A~E判定でD判定だった。
多分、この結果もお菓子が関係しているんだと思う。

そして最近知ったのだが、炭酸飲料を飲んでばかりいると、尿結石になる率が高くなるらしい。
実は以前、腹痛が治らないことがあり、病院でCTスキャンやMRを撮ってもらったときに、体内に小さな(小指の先ぐらい)石があることが分かった。なにも処方されなかったし、手術もなかったので要経過観察レベルだったのだが、ずっと気になっていたのだ。

尿結石の痛みの恐ろしさ

というのも、私の知り合いでバケモノと陰口(褒め言葉かもしれない)をたたかれている人がふたりいて、絶対に弱音を吐かないし、体力がバケモノそのものなのだ。その二人が尿結石の痛みで倒れたことがあり、話を聞いて恐ろしくなったことがあるのだ。
彼らいわく、あまりの痛さに気絶するらしい。ひとりは車の運転中痛みが襲ってきたらしく、助手席に奥さんが乗っていたので事なきを得たらしいが、痛みで気絶してしまったんだとか。

もうひとりは、会社の帰宅時に痛みに襲われ、這いつくばって近くの交番に助けを求めたらしい。彼は私が勤めていた会社の先輩なのだが、仕事中はいつも全速力で走って行う。同じ仕事をしている同僚たちが、彼に合わせようといつもへばってしまうほどの体力の持ち主で、陰でみんな「バケモノ」と呼んでいた。
そんなバケモノが痛みで倒れるとは、どのくらいの痛さなのだろう。

一切やめてやる!

そこでジュースを含め、お菓子もやめようと決断した。だが、やめることができるだろうか?ずっと1%も出来そうにもないと思っていた。だから15年もやめれずにいるのだし、やめられる自分が想像できなかった。

ところが、だ。スパッとやめることができた。すでにやめてから1か月が経過するが、今は食べたいとすら思わない。
まったく食べなくなったわけではないが、ほとんど口にしていない。
夜、おなかが空いたときは、アーモンドとオートミールを混ぜたグラノーラを食べるか、アーモンドを砕いてレタスに混ぜたサラダを食べるようにしている。
こちらのほうがはるかに健康的だろう。

ジュースもほぼ飲まなくなった。今までもひと口目はおいしく感じたが、だらだら飲み続けてもおいしいと感じてはいなかったのだ。なので、ジュースを飲むときは1.5リットルのペットボトルを冷蔵庫に用意しておいて、せいぜい1日1回、コップ1杯分を飲む程度に抑えている。

体重も明らかに減ってきた。今までは63㎏付近をうろうろしていたが、脱お菓子をして1か月が経過した現在、50㎏台も見えてきた。医者が言うには、私の体質だと50㎏台まで落とせば高コレステロールも抑えることができるだろうということだった。事実、この10年間で2度ほど50㎏台だったことがあって、2回とも悪玉コレステロール値は正常値だったのだ。

まだ1か月程度しか経っていないので、出来るようになったと言っていいのか微妙だが、自信がついてきた。

実はこの脱お菓子は別の副産物もあって、1か月の生活費が2万円ほど減った(!)のだ。
以前からアプリで生活費を記録していたのだが、2020年あたりから1か月の生活費(通信費やガソリン代などは含まない)が6万円前後で推移していた。
もっと昔は、3万円程度で済ませていたのだが、お菓子をたらふく食べるようになってからは、財布のひもも緩んで無駄なことに浪費することが多くなった。
が、お菓子をスパッとやめたところ、先月の生活費は3万円程度だった。
するともっと生活費を切り詰めたいと思うようになってきた。無理して切り詰めるのではなく、楽しみとして切り詰めたいと思えるようになったのだ。
財布だけでなく、体にもプラスだ。浮いたお金は積み立てに回そうと思う。

繰り返しになるが、まだ1か月が経過した段階なので、本当にやめることができたのか断言はできないが、ずっと永遠に達成が無理だと思っていた「禁お菓子」「禁ジュース」が出来た経験は大きな自信になった。

実はあといくつか2022年に出来るようになった事があるのだが、これについては次回以降に。

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