2022/06/27

エイブラハム名言集 ポジティブな思考より感情

引き寄せの法則が難しいのは、願いを心や頭で考えたからと言って、それが実現するわけではない点だ。 
例えば口座残高が1万円を切った状況で、「私は金持ちだ」と思考しても、本人はあと少しでお金が尽きることを知っているので、本音としては「来週、どうやって暮らそうか」という、押さえつけている思考が打ち勝ってしまう。

エイブラハムの本の中にそのことについて書かれている部分を見つけた。
以下、エイブラハムの本より抜粋。

ウエイン 就寝前の5分間をすべて、「私は〇〇だ」と宣言する時間にしたほうがいいと私は思うのですが?
「私は満足している」とか「私は〇〇だ」というように。

エイブラハム けれども、大事なことがある。
もし大変な一日を過ごしたとしたら、そのあなたがその日の就寝前の5分間に、自分が心で思っていることとは全く違うことを簡単に宣言できるだろうか?
というのも、宇宙が答えるのは、あなたの言葉ではなく、あなたの感情なのだ。
だから、一番心地よくなるタイミングは、その日の出来事への志向の流れの勢いが増した時より、夜が過ぎて勢いが緩やかになるときだ。

確かにポジティブなことを口にすることはいいことだ。しかし、ポジティブなことを考えるのさえつらくなる時がないだろうか?
人間はあたかも考えることで思考が生まれるかのように思い込んでいるが、本当は逆であり、思考があるから考えが生まれてくるものなのだ。
もし、ネガティブなことばかりが次々と浮かんでくるときは、できるだけ心の距離をとって物事をとらえるように努力することだ。
その出来事から一歩引いてみるのだ。

私の経験

私が引き寄せの法則を知ったのは、会社を辞めて2か月経過した、口座残高が40万円を切るかどうかのときだった。40万円というと小さな額ではないが、当時の私は、税金や健康保険の支払いが多かったので、このまま収入がないと、せいぜい2~3か月で底をつくのが目に見えた。
新しい仕事に就こうとしても、当時はブラック企業しか募集しておらず、当時40歳の年齢もあって、なかなかうまく再就職先を見つけられないでいた。

そんな時、引き寄せの法則を知った。そして「はッ」と気が付いた。
40万円でもとても恵まれた状態だということに。世界では毎日2ドルで過ごしている人もいるという。

「そうか、私はとても恵まれていて、どちらかというとお金持ちの部類の人間なのか!」

それまで頭の中には、あともう少しでお金が尽きるかもしれない。という思考がグルグル駆け巡っていたが、台風一過後の澄んだ青空のように、こうした思考は吹き飛んだ。なんだか何とかなりそうな気がしてきた。

それから数日後、以前働いていた会社から電話番として働かないか、という誘いを受けた。ブラック企業の肉体労働についていけなく、体を動かすことに自信を無くしていた私に、事務職という仕事が回ってきた。

この日を境に、私の収入はどんどん増えてきて、2016年には1,000万円越えという驚く金額に達した。

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