2022/02/08

復活してきた

怒涛の1か月が過ぎ、なんとなく鬱から脱してきた気がする。昨日ぐらいから自転車で12㎞かけて買い物(心臓破りの坂も含む)に行ってきたし、今日も母親は2泊3日のショートステイだったので、やはり12㎞かけて買い物に行ってきた。
筋トレもしたし、今日の夕食は炊き込みご飯にカボチャの甘煮も作った。みそ汁は昨日の残り物だったが、野菜ときのこたっぷりの味噌汁だ。

母親の状態は日に日に弱っていっている気もする。が、私もあきらめがついてきた気がする。きっと亡くなった後は、次の人生の計画に取り組むだろうし、私が思いを馳せればかすかな気配を感じることができると思う。
今回、母親の介護を通じて私は真実の「愛」が何なのか体験できた。

母親の部屋を掃除したときに、私が誕生したときの写真が出てきた。母親に見せると、目をカッと見開いて、「だれこれぇ~~~」と言っていた。
その後しばらくして、子供が生まれた時の話をしだして、「生まれた時はねぇ、もう誰にも渡したくない!って思ったの。だってそうでしょう?」と私の目を見てにこやかに言ってきた。
私がその子供当人だということを理解しているのかわからなかったが、私の胸の奥からこみあげてくるものがあった。
そうか、そうだよ。文句も一つ言わず、苦労してきたお袋。今度は私が苦労する番だ。

私の時間はほぼ、母親の介護にとって代わってしまったが、考えてみればくだらないYouTubeを見たり、つまらないことを検索したり、と、たいして有意義な時間を過ごしてこなかったから、たいして喪失感もない。

これからどうなるのか全く想像ができないが、このままいい方向に行ってくれるといいな。

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