ここ最近で最も大きな出来事がありました。
今週の月曜日(11月14日)からおふくろが入院することになったんです。
おふくろはきゃしゃな体とは裏腹に、ほとんど病気らしい病気をしたことがなく、長期間入院したのは私の記憶では初めてのことでした。
そして入院よりさらに1年ぐらい前から、私に不思議な出来事・・・というか準備?があったので記事にしてみたいと思います。
私はこの日記でも何度か書いていますが、かなり親に迷惑をかけた口です。
・予備校にまでいったものの結局大学には受からなかった
・その後専門学校に行ったものの、専門学校で学んだジャンルの仕事には行かなかった
・会社を転々とし、ニートの期間も長かった
予備校は1年間で50万円ぐらいかかった記憶があります。
専門学校は2年間で200万円近くかかったんじゃないかと思います。
社会人になってからも会社勤めが続かないので、すぐに無職へ。その間の食費などは、当然親が買ってきた食料にお世話になっていたことになります。
こうした金銭的な親への負担もそうですが、それ以外にも・・・
・家にお金をあまり入れない
・掃除が大っ嫌い
・家のことをしない
毎月家には3万円を入れていましたが、そのうちの2万円が私にかけた生命保険・個人年金だったので、実質、家に入れていたお金は1万円程度でした。
しかも無職期間はその3万円すら入れていなかったのです。
特に自分自身でも迷惑をかけ続けたなぁ。というのが、「掃除をしない」「家のことをしない」の2つでした。
一人暮らしのときもそうでしたが、実家ぐらしのときも、掃除や家のことをしない体たらくぶり。
40歳までそんな私でした。
ところが、40歳ぐらいから少しずつ変わり始めました。
まず、40歳を境に部屋の掃除をちょこちょこし始めるようになりました。
それまでゴミ屋敷(とは行かないものの)レベルでしたが、1日に1回は、部屋のどこかしらを掃除する、という習慣がつくようになりました。
また、布団なんて半年ぐらい干さなかった私でしたが、今では3~4日おきに干し、週1でカバーを交換するまでになりました。
――で、ここからが不思議な出来事というか、今回のおふくろの入院と関連してくるのですが、今から1年ぐらい前からお風呂掃除をするようになったんですね。
それまで一度も風呂掃除をしたことがありませんでした(一人暮らしのときは多少していたような気はする)。
しかも単なる掃除レベルではなく、かなり徹底的に風呂掃除をするまでに。
だいたい掃除にかける時間は、1時間ほど。プロが使う薬品を買ってきて、マスクやゴム手をつけ、徹底的に洗います。
そのお陰か、うちのお風呂は築40年近く経つので、水垢やカビがすごかったのですが、最近では新品並にきれいになりました。
多分、プロの掃除業者より徹底的に掃除していると思います。(笑)
これがまず1つ。
あと、トイレ掃除もこまめにするようになりました。
トイレとお風呂の掃除は、多分死ぬまでしないだろう。と自覚していた私でしたが、便器を分解して掃除する(元設備屋だったことが役立っています)ほど徹底して掃除します。
これが2つ目。
あと、これは運動も兼ねてなのですが、今年に入ってぐらいから野菜など、夕食の食料を買いに行く役目が私になりました。スーパーまで少し遠いのですが、ママチャリで行っています。(往復25キロ)
今までも買い物はちょくちょくいっていましたが、ほぼ私が食べたいものを買う。といった感じでしたが、家族が食べるものを買う。という感じに変化してきました。
毎日ではありませんが、火曜市やポイントアップキャンペーンの日はかならず行くようにしています。
これも自分としては驚きです。
これが3つ目ですね。
3つ目の買い物にも関連がありますが、夕食を作ることが多くなった。
今までも多少料理はしていましたが、ほんのかじる程度。お昼、食べたいものをちょこちょこっと作る感じ。例えばパスタ、ラーメン、チャーハンなどなど。
それが、家族の夕食を作る機会が多くなりました。
今まで作ったことがない料理などもチャレンジして、割と包丁の使い方も様になってきました。
親父いわく、
「店でも開けるんじゃないか?」
だそうです。
これが4つ目ですね。
で、最近、洗濯もするようになってきました。
風呂掃除のときにお風呂の残り湯を捨てるのがもったいないので、洗濯に使っているのですが、風呂掃除が終わる頃には洗濯も終わっているので、そのままベランダで干す作業も私が担うようになりました。
これが5つ目ですね。
だいたいこの5つの変化が、約1年ぐらい前から少しずつ私に起こるようになってきました。
一気にやるようになった。というよりは、少しずつ少しずつ。
――ちなみに家に入れるお金ですが、今では保険料を抜かして5万円入れています。
更に食費などは私が購入しているので、実質的には7~8万円入れている感じ。
で、ふとおふくろの入院前に感じたのですが、多分、おふくろが入院してからこれらの家事を一気に引き受けていたら、凄くストレスに感じていたと思うんですよね。
うちの親父はほぼ何もできないし、高齢(80歳を超えています)で寝込むことが多くなったので、親父の面倒も全て診て、仕事もして、家事もして・・・
考えるだけで頭が痛くなりそうでしたが、よくよく考えると、おふくろが入院する前から家事はほぼやっていたし、まぁ、あとは親父の面倒を診る程度。
実際、おふくろが入院してから朝、昼と、親父の食事を作ったり、体調を聞いたり・・・と言った作業は増えましたが、それ以外はそれほど変わりがないんです。
ただ、毎日おふくろの見舞いに行っていたので、負担が増えたといえばそれぐらいですかね。
ひと一倍飽きっぽく、めんどくさがり屋な私ですが、神様が時間を見計らって、ゆっくりゆっくり投げ出さない程度のペースで、私に家事などができるようにしてくれたような気がしてならないのです。
だって、あれほど掃除嫌いな私がここまで変わったんですから。
人には、生まれてきた目的がある。とはよく言いますが、私の場合は、親を通じて「愛」を知る経験をするために生まれてきたんじゃないか。――と、最近思うようになってきました。
その「経験」のための土台が少しずつ出来上がってきている気がします。
私の年収(約1000万円弱)であれば、おふくろが退院するまでの間、ほぼ出来上がったものを宅配してもらったり、掃除洗濯はお手伝いさんを雇っても出来なくはないのですが、そこまでしたら昔のだめだった時期に戻ってしまう気がします。
そもそも裕福になるということは、だらしなくなること、では無いんですよね。