2016/03/13

進化した星での労働

神との対話Vol.2の後半、地球が進化した星になるにはどうしたらいいか、著者(ニール・ドナルド・ウォルシュ)との質疑応答が書かれている。
それによると、進化した星では、みんなが好きなことを仕事にしているという。そういった進化した星では、「職場」ではなく「喜びの場」と呼ばれている。そして仕事(という呼び方ではないだろうがイメージが湧きにくいので、「仕事」「労働」と呼ぶ)で得た所得の10%を社会全体のために(自主的に)提供しているらしい。
それは「税」のように政府が強制するものではなく、自らが進んで提供する形らしい。
地球に照らし合わせて言えば、「寄付」が近いものになるかも知れない。

私は自分で確定申告をするようになって、そしてスピリチュアルに目覚めたあたりから、「税」という呼び名は廃止したほうがいいのではないか。と思うようになっている。「税」という呼び名(そして意味)だと、なにか多く払いすぎると損をしているようなイメージがある。正直者はばかを見る、ということわざがあるが、「正直者」と呼ばれるぐらいなら、まだマシだ。
私が確定申告について調べ物をしている時に多く見つかった記事(そして私にアドバイスしてきた人)が、「税金を多く払うのは馬鹿らしい」という、節税していないと劣っているというようなサイトやアドバイスが多かった。彼らの言い分としては、税金は無駄なことに使われているから(天下りやろくでもない政治家たちの給料、公務員の給料として使われている)、1円たりとも無駄に払う必要はないというものだ。同じようにNHKの受信料も、何か悪い奴らに支払うお金のように扱われている。

税金は我々のために使われている。――東北関東大震災で被害にあった建物や被災者を救うために使われているお金(つまり税金)が無駄なお金なのだろうか。
去年の台風で、うちの近所の川が氾濫しそうになった。今、その河原を整備して、かつてない大台風が来た時にも耐えうるように拡張されている。こうした行為は、無駄なお金なのだろうか。すべて税金でまかなわれているのに!
無駄なお金だと思うのなら、自らが先頭に立って(それを政治家になると言う)変える手段があるのに、払わないという抵抗方法はひどく幼稚だ。ろくでもない政治家を選んだのは誰だろう。我々はろくでもない政治家の狡猾な口車に騙されたのだろうか。(では、なぜ自分が先頭に立たないのだろう)

税ではなく寄付と呼び名に変えると

「寄付」という名前(と意味)に変えた途端、節税する行為は恥ずべき行為に変わってしまう。1円でも少なく、という考えから、今年は1円多く提供できた、に変わるのではないかと思う。進化した世界では、好きなことをしてお金を稼ぐので、所得の10%を提供することに抵抗を感じない。

さて、私は自営をしているのだけれど、すべての自営業者がそうではないものの、好きなこと、やりたいと思っていることで収入を得ている。自分で確定申告(総収入を計算し、自分で所得税を計算して提出する)しているし、寄付もしている。なので、「神との対話 Vol.2」に書かれている進化した星たちの社会がなんとなくイメージ出来た。
神との対話 Vol.2で書かれている、進化した星たちの労働とはどういうものか。
職場の喜びは、何をするかとは関係なく、何を目的としているかによって決まる。
午前四時に起きて赤ちゃんのおむつをかえる母親なら、そのことをよく知っているよ。彼女は鼻歌まじりで赤ちゃんに話しかけるだろう。それを見て労働だなどと思う者は誰もいはしまい。
どんな姿勢でとりくみ、どんな気持ちで、どんな目的でしているか、それによって活動が真の喜びになる。前にも母親の例を出したが、それは、子供への母親の愛が、わたしが話していることに、いちばん近いからだ。
今、私の自営業の話を持ちだしたが、実際には私の自営は、進化した社会の労働とは少しちがうような気がする。

私には今、年老いた両親がいて、昼間は彼らの世話に(割りと)時間を割いている。昼の食事や彼らの買い物、病院への送り迎え、は、私の仕事だ。だが、この仕事によって何かを「得たい」と思っているわけでもなく、強制されてもいない。――その証拠に、彼ら(両親)には「自分でやるからいいのに」と言われている。どちらかと言うと、こうした仕事(何かを得たいと思わない、強制されない仕事)の方が進化した世界の労働に近いのではないか、と思う。

偉そうなことを書いたが、私は寄付しているといったが、所得の10%どころか、2~3%程度だ。しかも「寄付控除」が適用されるので、1.5%ぐらいかもしれない。
「税」も「寄付」と呼ぶのであれば、私は1割以上を提供しているが、私が進化した考えに追いつくのは、まだまだ先なのだろう。
消費税を払わなくてもいいかどうかビクビクしている(所得が1000万円を超えない場合、免税事業者となり消費税を払わなくても良い)レベルなら、まだまだ何度も生まれ変わらないといけないのだろう。。。