2017/01/25

世界の問題

最近、世界が混乱しているように思えるのですが。
イギリスがEUから離脱し、アメリカではトランプ大統領が大統領選で勝利し、日本でも周辺各地への問題が再燃しました。
私達はどうすればいいのでしょう?ある人はこう言うかもしれません。
「神がいるなら、なぜこういった問題を解決してくれないんだ!」
とね。
あなたのその問いには誤った概念がいくつかあるね。少なくとも2つはある。
誤った?
そう。
なんでしょう?
1つ目は、それらの問題に答えがあると思っていることだね。いわば神は、これらの問題にどういう結果を出せばいいか正解をもっていると思っていること。
どういうことでしょう?
わかりやすく比喩で示してみようか。ただしあくまでも比喩であって正解というわけではないよ。でも比喩を使えばあれこれ理論立てて説明するよりわかりやすいだろう。
まずは、幼稚園の教室を思い浮かべてごらん。あなた方は幼稚園児だ。
神はここでは教諭、つまり先生だとしよう。園児たち(あなた方だ)の目の前のテーブルには今、真っ白の紙と12本の色鉛筆が置かれている。紙には黒のペンで描かれた花の絵が書かれているとしよう。
想像できたかな?
では、この園児たちの授業では、この花びらに12本の色鉛筆を使って色を塗ってもらうことになっている。・・・いいね。
花はどこにでもありそうで、でも図鑑に載っていない花だ。なになにの花。という種類があるわけではない。だからなにを塗ってもいい。
さて、今度はあなたに教諭になったつもりで答えてもらおうかな。
この花びらの色に正解はあるだろうか?
花びらを赤で塗ったら間違いだろうか?青で塗ったら?白の色鉛筆もあるぞ。白ではいけないのだろうか?
白い菊の花だってあるだろう。

そうですね。
そうですね?
いや、答えはありません。決まった色はありません。これが朝顔だったら・・・そうだな。
朝顔だとしても赤や青、紫、そして白、黄色だってあるだろう。あまり見たこともないかもしれないが黒もある。あなた方に直面している色々な問題は、まさに園児たちが今向き合っている塗り絵みたいなものだ。
答えなんて有りはしない。どんな色で花びらを塗ろうと先生は叱ったりしないだろう。少なくとも出来た先生であれば、特にね。
さっきの質問は、先生の顔色をうかがいながら塗り絵に色をぬるようなものだね。こう実行すれば神様は怒らないだろう。怒らないどころか、天国行きのチケットを手にできるだろう・・とね。
でもそんな課題がなんの役に立つだろう!?
あなた方はこの地球に、なりたい自分になると言う課題を抱えて生まれてきた。どんな自分になりたいか、という塗り絵を描くために。その塗り絵はたった今も描き続けている。
神様の顔色を伺いながら描いたところで、あなたの描きたい絵がかけるだろうか?
先生の好みに合った色を塗る子が素晴らしい園児だろうか?優れた先生が望んでいるのは、あなたらしい色、あなたらしい表現で花びらを塗ることではないだろうか?

では世界のいろいろな問題には答えがないということですか?
答えはあなた方が決めるのだろう。なりたい自分に照らし合わせてあなた方が決めなさい。
自分さえ良ければいい。自分の国さえ良ければいい。人生は一回きりだ、他人を蹴落としても自分が良ければいい。そのほうが気持ちがいい。スッキリする。と言うような自分になりたいのであれば、そのような答えになるだろう。
でも愛に包まれた自分。全ては一つという考え。イエスやブッダ、マザー・テレサのようなあなたがたが進化した魂と呼ぶ存在になりたいのであれば、それらしい答えになるだろう。


先程2つある、と言ったが残りはこうだ。
神が答えを与えるという考え、だね。
世界の混乱を何故、神は放置しておくのだろう――。
これも塗り絵の比喩で説明してみようか。
ある園児が、とある花びらを何色にするか悩んでいた。さて、優れた先生なら、「どれどれ貸してごらん。私が代わりに塗ってやろうか」などと言うだろうか。
優れた親は裏口入学に手を染めるだろうか。オリンピック選手のコーチは、選手が良い順位になるように賄賂を送るだろうか?
いいかな、すぐれた教師とは、生徒や子供が問題に突き当たったときに、代わりに問題を解決してやる者のことではない。
すぐれた教師とは、生徒が問題にぶつかったときに、壁を乗り越えるための知恵を授けてくれる教師のことだ。
今起こっている世界の問題は神が与えた罰ではないし、最後には神様がなんとかしてくれるクイズでもない。
あなたが自分色を表現するための道具の1つだ。塗り絵だよ!
あなたはこの問題――塗り絵――に何色で塗るだろう?聞いているのは神の方だよ。

だが1つだけ警告しておこう。
なにも考えずに塗り絵に取り組んでいる間は進化はしない。魂の目的は進化だ。なりたい自分をより高貴な位置に置き続けるという進化だ。
高貴、つまり「愛」だ。だから何色に塗るべきか迷ったときは、こう自分に問いかけるといい。
――愛ならどうするだろう?――
「愛」を「キリスト」に変えてもいいし、「ブッダ」や「ガンジー」に置き換えてもいいね。神との対話でも書かれていただろう。
だから日本という国で直面している、周辺各国への問題に関しても、自ずと答えが導かれるだろう。
愛が武器で対抗しようとするだろうか?武器には武器で対抗せよ。と言う神が本当の神だろうか?そんな神にあなたは愛を感じるだろうか?
イギリスがEUから離脱する決断をしたのも、アメリカ大統領にトランプを選んだもの神ではなくて君たちだ。
君たちが塗った色だ。この地球という幼い魂が集まった星では、あなたたちは違う色に塗りたがるものが大勢いる。
さっきも言ったように、この問題には答えなどない。だから、違う色を塗ろうとする者を批判しないように。あなたがより愛に近い答えを出したなら、他の人もいずれは同じ答えを出すだろう。だから他人がどの色を選択しようが、批判すべきではない。それよりもより愛々しい色が塗れるように知恵を授けてやりなさい。